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初めてのフランスの家

 2013/07/03 パリ 住まい
この記事は約 3 分で読めます。 2,997 Views

学生寮①

 (私が住んでた9階の部屋からの窓の景色は、こんな感じ。)

 外国人である私達が家を探すのは、ここで紹介するのはパリの場合だが色々な方法がある。

 日本人の経営する不動産屋
●アポロ不動産
http://www.parisapollo.com/

 日本人の為の情報誌
●オブニー
http://www.ilyfunet.com/ovni/
 これは住居以外にも、求人・求職など色々な情報が掲載されていて便利!

 日本食材スーパー
●京子
http://www.kioko.fr/ja/ 
店内の掲示板に空き部屋情報が貼られている。

 このような“日本人向け”に作られたものの中から、日本語で探すことができる。ただ、
現地の人に向けられたものに比べると割高だ。

 私は日本にいる間に、最初の家は決めていった。通っていたAAA語学学院の学生寮だ。
 学生寮はいくつかあるが、私が申し込みをしたときには1軒しか空き部屋がなく、パリの郊外にあたる、中心地まで30分くらいの場所にあった。
 学生登録をしてあれば1ヶ月600ユーロ、部外者なら650ユーロくらいだった。なので学生登録を解約してからも1ヶ月くらいはそこに住んだ。

 11階建ての大きな寮で学生だけでなく、仕事をしている人も沢山住んでいたし、もちろん色んな人種の人がいた。同じ国の者同士群れているのを、よく見かけた。キッチンとトイレは共同。室内に流し台とシャワーがある。ベットと机もちゃんとある。
 当然ながら、いろーんな文化と言葉が飛び交っていた。共同スペースは基本的に清潔ではなかった。それでも毎日、陽気な清掃員が入ってくれていたので、それほど苦にはならなかった。

 こんなに沢山の人がいるんだから、何が正しいとか何をするべきとか、そんなものないんじゃないかって、最初に思わされたのはここだった。

 エレベーターはよく止まるし、その扉はいつも5cmくらい閉まらないまま動いていた。
エントランスのコーヒー自販機は断りもなくほぼ毎日故障して、大抵はお湯しか出なかった。この寮の近くで韓国人の男の子がボコボコにされたから、あなたも気をつけて!という話を何人もの人から聞いた。

 それでも思い出深い初めてのフランスの家。

 夜景は結構きれいで、好きだった。

学生寮②
 
 ちなみにこれは5月下旬、午後10時頃の写真。夏場なら11時近くまで明るい日も珍しくない。こんな時間まで明るいんだ!とそれだけでも初体験で、何でも新鮮だった。

 この部屋に1ヶ月と3週間暮らした。

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