パリの芸術 飛行機雲とウォールアート
街を歩く小さな楽しみ。
パリの空は、見上げれば飛行機雲のアートが見られることがしばしばある。
パリに着いて1ヶ月くらいの頃、Port d’Ivryというところに住んでいた。徒歩10分くらいのところに大きな公園があって、よくそこを散歩しては空を見上げていた。
特に朝方、飛行機雲がよく見えることが多かった。
こんなにたくさんのラインが青空に描かれているのを見たことがなく、初めて見たときには目を見張った。空港が近いからたくさん飛行機が飛び、こんな風に見えるのだという。
そしてその公園には、壁全体にそれはもう大胆に!アートが描かれている。
街中を歩いていても、至る所に色んな絵が描かれていて、それを見つけるように歩くのも楽しい。
同じタッチの絵もたくさんあったので、同じ人かなとか思いながら。
なんか物憂げなのも多い。
ビル全体がアートに!
誰が何を思って描くのだろう。こんなに自由にアートされた街を、コワい汚いとは感じなかった。
空のアートに、地上のアート。そんなところも芸術の街だと思う。