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バスク地方、バイヨンヌの旅 豊かな食文化

 2014/07/25 フランス南西部 観光
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とうがらし

バスク地方の名物といえばひとつが、唐辛子。どこのレストランやカフェで料理を頼んでも、必ずと言っていいほどに粉唐辛子が皿周りに飾られているのがおもしろい。街を歩いても、束ねられた唐辛子が軒先に干されている光景をよく目にする。

サント・マリー大聖堂に続く坂道にある、偶然立ち寄った小さなレストラン。

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ここでも名物料理にきちんと、唐辛子がまぶされて登場。今でもこの盛り付けを見ると、バスクを感じずにはいられなくなってしまう(笑)

↓マスのタルタル。マヨネーズをベースに味付けされていた。ピリッと唐辛子が利いているのがおいしい☆

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↓ピペラード。ラタトゥイユに溶き玉子を加えて、クリーミーな炒り卵状にした料理。豚肉やソーセージを乗せておもてなし料理にすることも、そのままで家庭料理として頂くこともある。

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日本でも作ったり、見たり食べたりしていたものだけど、こうして本場で味わうのは感動!

ピペラードの説明で少し触れたように、バスク地方では豚肉が特産物で、ステーキやベーコン、ソーセージなどにして頂いたり、“ジャンボン・ド・バイヨンヌ”と呼ばれるハムの盛り合わせや、“シャリキュトリー”と呼ばれる豚肉製品の生ハムやパテなどを盛り合わせた前菜料理もどこのお店でも味わえる。

バスクで暮らす、バスク人の方々が作り上げてきた独特の食文化。だけれど決して閉鎖的ではなく、ここ中心都市のバイヨンヌではおススメのレストランはと聞けば、快く教えてくれた。バスクの文化には色々な良さがあるけれど、やっぱり食文化は今でも人々に愛されているんだと感じることができる。

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